朝はしっかり決まっていたはずのメイクも夕方鏡を見ると、TゾーンもUゾーンもテカテカで台無し、しかも毛穴まで開いている…… こんな経験、みなさん一度はあるかと思います。 特に夏場は汗もかきますし、オフィスや電車内ではエアコンの風での乾燥も要注意。こまめなメイク直しもするけれど、でき…… more ればメイクしたての状態を長くキープできるのが一番です。そこで今回は、実際にいろいろなテカリ防止策をご紹介いたします。いろいろ試してみて、自分のお肌に合ったものを見つけましょう。 テカリの原因とは そもそも、なぜ肌がテカってしまうのでしょうか。テカリの主な原因は、顔から分泌される皮脂です。 皮脂は外界から異物が侵入するのを防ぎ、肌からの水分蒸散を抑制する役割がある一方で、紫外線や空気にさらされて酸化すると、肌にダメージを与えることがあるのです。 適量の分泌ならば問題ありませんが、少なすぎると肌が乾燥してかゆみを伴ったり、逆に多すぎると皮脂と水分のバランスが崩れ、ニキビやメイク崩れの原因となってしまうのです。 皮脂トラブルを防ぐ 皮脂のトラブルを防げば皮脂と水分量がアンバランスな状態も自然と改善され、自然とメイクのテカリも収まってきます。皮脂トラブルを防ぐには、 1． 清潔に保つこと メイクは薄付きを心がけ、帰宅後はすぐに落としましょう。飲み会のあとメイクを落とさないで寝ちゃう、なんていうのはもってのほかです。 2． 必要十分な水分と油分を保つこと テカリが気になるからとついつい洗浄力の強い洗顔料でしっかり油分を落とすのも実はNG。足りなくなった油分を補おうと、皮膚が皮脂をたっぷり分泌してしまうのです。 3． 物理的な刺激を与えないこと 綺麗に洗おうと思ってごしごし擦ったりするのも逆効果。肌のダメージを加速させてしまいます。 この3点を意識しつつ、バランスのよい食事、禁煙、適度な運動、十分な睡眠・休養、ストレス発散が皮脂のトラブルを防ぐ鉄則です。 しかし、効果が出るまでにちょっと時間がかかってしまうのが難点。皮脂のバランスを整える生活を意識しつつ、それまではメイクにプラスワンすることでテカリを防いでいきましょう。 フェイスパウダーを使う 代表的なのは、フェイスパウダー。 細かい粒子で肌に密着し、カバー力をアップさせたり、細かなパールで艶肌に仕上げてくれたりとお肌を綺麗に見せてくれるフェイスパウダーは、テカリ防止にも効果があります。 テカりにくいフェイスパウダーののせ方は、まず多めに出したフェイスパウダーをパフに取り、ヨレやすい目元からぽんぽんと軽く叩くようにのせていきます。パフでのせた後に、何もついていないメイクブラシで肌をさっと払い、余計なフェイスパウダーを落とすことで密着力とキープ力が上がります。 下地を見直す 皮脂腺が多くテカリやすい額や鼻などには油分バランスを整える下地をつかい、乾燥しやすい頬や顎の部分には保湿機能がある下地を使用するなど、パーツによって種類を変えることでもメイク崩れを防ぐことが出来るでしょう。 また、下地は少量を心がけましょう。多いと崩れの原因になります。どうしても隠したいところは、コンシーラーのポイント使いでカバーしましょう。 ファンデーションの前に…… 下地を塗り終えファンデーションを塗る前に、一旦ルースパウダーやフェイスパウダーを挟むのもテクニックのひとつ。パフにパウダーを含ませ、手の甲で量を調節しながらなじませ、広いところからつけていきましょう。 皮脂の出やすいTゾーンや小鼻などはもう一度重ねてもOK。ファンデーションの前にパウダーをつけておくと、肌の滑りが良く化粧ノリが良くなるので、ヨレやつけすぎを防止できます。 close

テカリ防止ならこれで決まり！ベースメイクコスメの上手な使い方