夏は汗をたくさんかくのは当然のことですが、わかってはいても気になってしまうのが女性心理というもの。体のニオイの悩みはもちろんですが、最大の敵はやはり、メイクの崩れに直結する顔の汗かと思います。 特に、顔に汗をかきやすい人は、少し動いただけで顔から汗が滝のように噴き出し、メイクが全…… more 部流れてしまう、なんてことも。そこで今回は夏に役立つ、顔の汗に負けないメイク方法をご紹介いたします。 顔に汗が出る理由 汗をかくというのは、健康な人間なら誰にでも起きる生理現象であり、発汗のもっとも重要な役割は体温調節です。体温が上昇し過ぎると熱中症となり、脳細胞がダメージを受けるので、体は汗を出し、皮膚の熱ごと蒸発させることで熱を逃がしているのです。 しかし、体が健康であれば汗は全身から出るのが普通。にもかかわらず、中には顔にばかり汗をかいてしまうという人もいます。体は汗をかかないのに、顔にばかり汗をかく原因の1つは、運動不足。運動不足で汗を発生させる機会が少なく、さらにオフィスのエアコンで体の末端が冷えるような生活をしている方は要注意。 冷えやすい末端の汗腺が休眠状態になってしまうと、熱い場所で体温調節をする際に動きの多い顔の汗腺から出る汗で体を冷やそうとするので、結果的に顔から出る汗の量が増えるのです。 顔汗を抑える方法 顔の汗を抑えるには、体の熱を下げる方法が有効です。首やワキの下、鼠蹊部などの、大きな血管が通っている箇所を中心に体を冷やしたり、水分をこまめに摂るなどしてできるだけ体の中の温度を下げましょう。 ときどき見かける、胸の上や体の一部を紐で縛って圧迫して汗を止める方法はNG。特に運動不足で顔以外の汗腺の機能が休眠状態になっている方は、顔から出る汗を無理やり止めてしまうと体の熱が放出されず、熱中症に陥る危険性があります。 顔の汗に負けないメイクテク 運動不足を解消して顔汗を減らすにしても、効果が実感できるまでには時間がかかるもの。また、減らしたとしても完全に出なくなるわけではないので、顔の汗に強いメイク方法はやっぱり必要です。運動不足解消と共に顔の汗に負けないメイクテクを覚えて、顔汗を最小限に食い止めましょう。 メイクの前に メイクする前に、まずは身の回りを整えましょう。いくら綺麗にメイクしても、メイクしているそばから汗をかいていてはメイクのノリが悪くなります。お風呂上がりやドライヤーをかけた直後にメイクするのは避け、クーラーのきいた部屋でメイクしましょう。化粧水を冷やしておくのも効果的。 ・ルースパウダー法 1． ファンデーションはカバー力があるクリームファンデやスティックファンデを使う。 2．ファンデーションをたっぷり厚塗りした後、今度はルースパウダーを顔全体が真っ白になるくらいはたく。 2． 真っ白になった顔に水をスプレーで顔から滴る直前くらいまでかけ、ティッシュで水分を取って完成。 ルースパウダーを水で濡らして、ファンデーションと肌との密着率を高める方法です。パウダーの種類によってはムラになることもあるので、お手持ちのルースパウダーとの相性を試して確認してみましょう。 ・潜水法 1． まずは普段通りにベースメイク。 2．洗面器などに水、もしくはぬるま湯を張って潜る。 同じくらいの温度のシャワーを顔に浴びるのも良いそうです。だいたい30秒～1分程度。 3．ティッシュで水分を取って完成。 ベースメイクを水もしくはぬるま湯で密着させる方法です。こちらもお持ちのコスメアイテムとの相性があるほか、水分がルースパウダー法よりも多くその分水分が持って行かれやすいので、乾燥には要注意です。 close

メイク崩れを防ごう！顔に汗をかきやすい人のメイク方法