鏡を見るたび憂うつになってしまうニキビ、女性の大きな悩みですね。   思春期をすぎるとできなくなると思っていたニキビが、２０代をすぎてもできているのは不思議ですよね。   そう、大人ニキビと思春期ニキビは全く別の原因があったのです。 著作者rexboggs5 …… more   思春期ニキビと大人ニキビの違い １０代の成長期にできるニキビは思春期ニキビと呼ばれます。 この時期は成長ホルモンが活発になり、ホルモンバランスが崩れやすい状態です。   そのため男性ホルモンが優位に傾き、皮脂分泌が盛んになると、アクネ菌が増殖してニキビができます。   対して２０代をすぎてからできるニキビは大人ニキビと呼ばれ、年齢に関係なくできることが特徴です。   大人ニキビの原因は乱れてしまった肌のターンオーバー。 肌は通常２８日周期で新しい肌と入れ替わりますが、この周期が乱れてしまうと、大人ニキビができやすくなります。   ターンオーバーできないお肌は、古い角質が厚みを増してしまいます。 すると毛穴をふさいでしまうため、皮脂の出口がなくなってしまいます。 出口を失った皮脂は雑菌のエサとなり、ニキビができてしまうのです。   つまり思春期ニキビは皮脂を取り除くことが重要ですが、大人ニキビは皮脂を取り除くだけでは治りにくいということがわかります。   ニキビができたからと１０代のころと同じようなケアをしても、なかなか治らないのはそのためなんですね。   大人ニキビの治し方 大人ニキビを治すときに大切なことは、古い角質を残さない、ということです。   毛穴をふさぐ角質を上手に取り除いてあげることが、ニキビを予防することにつながります。   そこでおすすめなのは効率よく角質を取り除いてくれる泥パックやジェルパックです。 肌に塗ってしばらく置いてから洗い流すだけというタイプのパックは、肌への刺激が少なくおすすめです。   逆にポロポロとはがすタイプのピーリングパックは避けましょう。 ニキビができるお肌は、とても不安定な状態です。   無理やり古い角質をはがすように力をかけると、かえって肌を傷めてしまいます。 優しく自然にはがれる方法を選んでくださいね。   また、生活習慣を見直すことも大人ニキビには大切です。   ターンオーバーの乱れは、ホルモンバランスの乱れが引き起こします。 女性のホルモンバランスはストレスや、暴飲暴食、睡眠不足などによって乱れやすいものです。 少しでも生活面で改善できる部分は改善し、心身ともに健康な状態を保ちましょう。   ストレスがたまった時には軽く運動する、食べること以外でストレス発散方法を見つけるなど、色々な角度から改善できるといいですね。 大人だからこそできる、生活と体調の管理を賢く身につけましょう。     今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。     close

大人ニキビと思春期ニキビは原因もケアも別物だった！