ニキビや毛穴の黒ずみが気になる脂性肌と違って、一見キメも細かく、とても綺麗な肌に見えるけれど、実は乾燥肌に悩んでいるという人は多いものです。 また、脂性肌のようにニキビや毛穴の黒ずみが気になるのに、角質層は乾燥しているインナードライ肌も乾燥肌と同じ対策が必要です。 そんな辛い乾燥…… more 肌を改善するために行いたい、季節ごとのスキンケアの対策についてご紹介していきます。 スポンサードリンク     夏のケアには紫外線対策が必須 夏の乾燥肌対策として、最も大切なのが紫外線対策です。 様々な紫外線対策のアイテムが販売されていますが、最も多くの人が使っているのが日焼け止めだと思います。 ローションタイプのものから、クリームタイプ、スプレータイプのものや、パウダータイプのものまで様々な商品が販売されている日焼け止めですが、乾燥肌にお勧めなのは、やはりクリームタイプの日焼け止めです。 特に紫外線をカットする方法が、より肌に負担の少ない紫外線乱反射剤を使用した一般的に、「ノンケミカル処方」と言われているものがお勧めです。 紫外線カットの数値も様々ですが、あまり数値の高いものは乾燥しやすいものや、専用のクレンジングが必要なものが多く乾燥肌の負担になるので、SPF15～20程度で、できれば洗顔料や石鹸だけで落とすことのできるものを選びましょう。   ベビー用や子供用の日焼け止めクリームを選ぶと、より肌に優しいものを見つけることができるので、乾燥が酷い場合は、子供用の日焼け止めを試してみるのもいいかもしれません。 それでも肌に刺激を感じる場合は、自然派のメーカーの日焼け止めがお勧めです。 入手しやすいところでは、松山油脂のＭmark日焼け止めローション（SPF20 ++ 60ｍｌ 800円税別）が固めの乳液状の日焼け止めで、ノンシリコンで顔や体など全身に使える処方です。 他にもパックスナチュロンUVクリーム（SPF15 ++ 45ｇ800円税別）は、ノンシリコンだけでなく界面活性剤も入っていないので、敏感な乾燥肌でも安心して使用できる日焼け止めクリームです。気になる人はチェックしてみましょう。     暑い季節でも必ず必要な保湿の蓋 夏などの暑い季節のスキンケアでやりがちなのが、どうせ汗で流れてしまうからと、乳液やクリームを塗らないことです。 確かに真夏になると、塗った先から汗で流れてしまうように感じますが、乾燥肌にとって夏こそ乳液やクリームなどの保湿の蓋は必要です。 その理由は、夏は室内ではエアコンなどの空調により空気が乾燥し、屋外では紫外線が強いことに拠ります。 エアコンや紫外線は肌の潤いを奪ってしまう原因となるので、暑いからといって保湿の蓋である乳液やクリームを塗らないで過ごしていると、時間とともに肌の潤いが減少し、季節が涼しくなった頃に、一気に肌荒れに傾く原因になってしまいます。 このことからも、乾燥肌を改善するためにも、夏こそ化粧水や美容液で水分補給した肌を、乳液やクリームでしっかり保湿の蓋をしてあげましょう。     冬はとにかくこまめな保湿を 冬は乾燥肌にとってとても辛い季節です。室内は暖房で乾燥していますし、屋外も冷たい北風が吹いて、温度も湿度も低めです。 肌にとって厳しいこの季節を乗り切るためには、やっぱりこまめな保湿ケアが必要です。   ヒアルロン酸など保水力の高い成分が配合されていると、一度補った水分を長時間維持することができます。ヒアルロン酸配合の美容液は100円ショップでも購入できるので、是非水分補給に役立てていきましょう。 また、夜のスキンケアにローションパックを取り入れるのも効果的です。 手持ちの化粧水を軽く水で濡らして絞ったコットンに浸して、顔全体に貼り付けて5分待ってから剥がします。パック後はいつものスキンケアをしっかり行って、乳液やクリームで蓋をすることも忘れないようにしましょう。 一日エアコンや外気の乾燥にさらされた肌に、しっかり水分補給することができるので、毎日でも週に一度でも効果が実感できます。 ただし、パックをする時間は5分以上すると逆に肌の水分を奪って乾燥していくので、必ず5分を守りましょう。     体を温めて水分をこまめに補給する 夏は水分をしっかり取る人が多いですが、冬になると寒いし汗もかかないので、水分を取り忘れてしまう人がいるものです。しかし乾燥の厳しい冬こそ、乾燥肌改善の為にも、適度な水分補給が必要です。 できれば体を冷やさない温かいお茶や白湯がお勧めです｡持ち運びできる保温ポットに用意して、仕事の合間に適宜補給していきましょう。 普段から飲んだり食べたりするものも、なるべく温かいものや、大根やごぼう、芋類などの根菜類を取り入れて、体を冷やさないようにすることも大切です。 体を冷やさないように心がけると、自ずと肌の血流も改善されていきます。 寒い季節は特に滞りがちな血流を改善することで、肌の隅々にまで保湿成分を運ぶことができるようになるので、効果的に乾燥肌を改善していくことに繋がります。 close

乾燥肌対策 夏・冬編。夏に対策を怠ると肌荒れが一気に進む！