マスクするときは口紅を塗りたくない、あんこです。マスクの内側に付くじゃない？あれなんか嫌なんだよね。マスクしてると口見えないから、口紅する必要もないしね。 しかし、何も唇に塗らないとガサガサするわね。乾燥肌なので、唇ももちろんガサガサです。 というわけで、冬のガサガサ唇対策に、電…… more 子レンジで簡単に作れるはちみつ入りのリップクリームの作り方をご紹介します。   基本のレシピ 材料をすべて入れてレンジでチンするだけだからね、簡単だと思います。   材料（4mlリップ容器１個分） ミツロウ：1/2mlスプーン1杯（0.5ml） ホホバオイル：小さじ1/2杯（2.5ml） シアバター：1mlスプーン1杯 ハチミツ：1mlスプーン1杯 ココナッツオイル：1mlスプーン1杯 トコフェロール（ビタミンEオイル）：5滴   ミツロウ ミツバチの巣の主成分ですね。ミツバチから分泌される、天然のワックスです。温めると液状になり、他の植物性オイルとよく混ざるので、市販のクリームや軟膏にも使われています。 オイルに混ぜて、ちょっと硬さを出したいときに使うやつやね。ミツロウの入れる量で硬さを調節してます。今回はリップクリームやから、少し多めに入れるけどね。   リップではキャンデリラワックスとか、ミツロウよりも少し硬いワックス使うことが多いですが、冬は気温が低いから、唇に塗れないくらい硬くなってるときあるんよな。 なので、冬にリップを作るときはもっぱらミツロウさんやね。   化粧品材料として売られているミツロウは、白い精製されたものと、黄色い未精製のものがあります。 白い方はまったくにおわないけど、黄色い方はハチミツっぽいにおいがする。ちょっと独特の香りがするね。黄色は少しにおいがする分、ミツロウとしての良さ（保湿力とか）は白よりも高いらしいです。 でも、ちょっと微妙にくさいのが気になるなーって思う場合は、白が良いと思う。私別にあんまり気にしないから、どっちでもいいんやけど。値段も変わらないことが多いしね。 あんこ なんやかんや言ったけど、今回は白（精製）を使ったよ   こちらのショップさんで買うことが多いです。精製も未精製も同じ値段。     ホホバオイル とりあえず、ホホバオイル入れてしまうね。他の手持ちのオイルでも良いです。ホホバオイルは酸化しにくいので、私は基本のオイルをこれにしているのですが、スイートアーモンドオイルとかオリーブオイルでも良いですよ。 今回は精製したホホバオイル（無色透明の方）を使いました。未精製のゴールデンと呼ばれるホホバオイルでも、もちろんOKです。 ホホバオイルも、カフェドサボンさんで買うこと多いわね。   リップクリームって考えたら、塗った分口に入っちゃってんだよね。食べてんだよね。そう考えると食用のオイルの方が良いのかしら？スイートアーモンドオイルとかの方が良いんかもしれんね。   ＞＞ホホバオイルを使った乾燥肌用ボディオイルの作り方 ＞＞ホホバオイルを使ったハンドクリームもどきの作り方 ＞＞ホホバオイルを使った子供の乾燥肌用オイルの作り方   シアバター オイルだけでも良かったんやけどね、ちょっとシアバターも入れてみました。保湿効果だけでなく、肌を柔らかくするとか、少し紫外線から守ることができる効果があるってことで入れました。 シアバターにも、精製した白いやつと、未精製のちょっとうす黄色いのとあるね。黄色い方が栄養あるのかな？と思うけど、ちょっとこちらも微妙ににおいがするね。ナッツっぽい香りかな。 少し香りが付いていると扱いづらかったりするのと、シアバターは未精製の方が値段が高いので、私は白い方を良く使います。 あと、オーガニックのシアバターになると、またさらに高くなるね。どのシアバターにするか、そこらへんは好き好きですね。 私はさほどオーガニックにこだわってないので、安い方買います。オーガニックだとなんか違うんかな？と思って、使い比べたことあるんやけど、私の敏感でない肌では違いが感じ取れなかった・・・ 違いが分かる女なら、オーガニックを使うのに。   シアバターに似たバターとして、マンゴーの種部分から採るマンゴーバターや、カカオの種から採るココアバターなんかも良いですね。ただ、シアバター＜マンゴーバター＜ココアバターの順で、硬くなってます。 ココアバターとか結構硬いから、これを入れるときはミツロウを減らす方が良いですね。でないと、カッチカチのリップになっちゃうね。しかし、未精製のココアバターを使うと、チョコレートの香りが付きます。 あんこ 甘いもの好きにはたまらんリップができるね。   ハチミツ ハチミツには、殺菌効果や炎症を抑える効果があるって言うね。風邪でのどが痛いときに、ハチミツなめたらちょっと治まるもんね。べたっとしてて保湿効果がありそうやし、リップに入れてみました。 化粧品用の透明のハチミツもあるらしいんやけど、使ったことがないねんな。わざわざそんなの買わなくても、普通にスーパーに売ってる食べるハチミツ買ってます。 そこまでハチミツを化粧品材料にすることないので、化粧品用買うとコスパが悪くなる。   でもリップに入れると、当たり前やけど甘い味が付いて良いよね。ちょっとずつ口に入ってくるけど、なんか美味しい（笑）   ココナッツオイル 今回のリップは、乾燥対策として作りました。ココナッツオイルは、紫外線による乾燥対策として入れてます。 ココナッツオイルにも、精製したものと未精製のものがありますね。精製の方は何のにおいもしないんやけど、未精製の方はしっかりココナッツのにおいがします。 私わりとココナッツのにおいが好きなので、今回は未精製ココナッツオイルを入れてちょっと香りも甘くしてみました。 食用ココナッツオイルだと、使い切れない分は食べれるから良いよね。パンに塗って食べるんが好き。 ココナッツオイルは気温が25℃以下になると、カチカチに固まります。冬は硬いってことね。そのことも考えて、ミツロウの量は少し減らしてます。 が、反対に夏はサラサラの液体です。このリップのレシピで夏に作ると、リップの形にならないからね！気を付けてね。   トコフェロール 大豆から作るビタミンEのオイルです。他のオイルの酸化防止のために入れました。あと、紫外線カットの効果もあるとか。まあ、少ししか入れないから、そこの効果はあまり期待してないけどね。 トコフェロールは、ものすごくネチャっとするオイルです。しかも独特なにおいがして、くさい。それに濃いオレンジ色？茶色なので、微妙に色が付きます。 息子きなこ そんなに文句言うなら入れんかったら良いのに   でも、なんか毎回入れちゃうんだよね。抗酸化作用は強いみたいで、ホホバオイルとかココナッツオイルとかあまり酸化しないタイプのオイルではあるんやけど、トコフェロールも入れとこうと思っちゃうね。 トコフェロールはこちらのショップ、オレンジフラワーさんで買ってます。   道具 電子レンジOKの耐熱容器（紙コップでも◎） 混ぜる棒、スプーン 材料計るスプーン リップ容器（なかったら、小さいクリーム容器でも◎）   作り方 作る前に、スプーンや容器は消毒しておきますよ。   ①　ミツロウを1/2mlスプーン1杯入れる。山盛りね。粒で言うと6粒ほど。粒になっているミツロウは、どこのショップのを買っても、だいたい同じ大きさになってました。   ②　ホホバオイルを小さじ半分の2.5ml入れる。 小さじ半分のスプーンがあると便利。   ③　シアバターを1ml入れる。スプーンにしっかりはまってしまったので、棒でグイッと押して出しました。 ほらね、しっかりシアバターがスプーンにはまってるでしょ。   ④　ハチミツを1ml入れる。これもスプーンから出てこない・・・棒でグリグリして出した。   ⑤　ココナッツオイルを1ml入れる。が、気温が低いのでボトルの中で、オイルがカチカチになってるから、まず温めるところから。   ⑥　トコフェロールを５滴入れる。キレイにポタポタ落ちひんので、だいたい５滴。そこらへんアバウト。   ⑦　電子レンジで加熱する。一気に加熱すると、ハチミツが焦げるから少しずつね。500ｗで30秒ずつ３回しました。 １回やと全然溶けてへんね。シアバターすら溶けてない。 シアバターは溶けました。ミツロウはまだまだなので、ちょっと棒でつぶしておきます。 やっと溶けたね、ミツロウ。   ⑧　棒でよく混ぜる。ハチミツは油に溶けにくいので、完全には溶けないけどね。そこは神経質にならないで混ぜてね。   ⑨　リップ容器に流し入れる。そーっとね。 上が丸くなって、こぼれるギリギリまで入れる。   ⑩　そのまま置いておいて、冷やし固める。今の時期は気温が低いから、10分もしないうちに固まります。   オプション・アレンジ ハチミツリップクリームには、ハチミツとココナッツオイルで少し甘いにおいがしていますが、さらに精油も入れてもっと良いものを目指してみました。   精油を加える 【材料】 精油：2滴 今回はフランキンセンスを入れてみたよ。フランキンセンスは美肌効果があると言われてますね。フランキンセンスの香りは、薄いレモンのようなさわやかな感じです。 他には、カサカサした乾燥に効くベンゾインとかも良いと思う。ベンゾインは香りがバニラですね、ココナッツオイルやハチミツのにおいにも合いそうやね。   【作り方】 ①～⑦までは上の基本レシピの作り方。 ⑧　混ぜるときに精油を２滴加えます。   ⑨　容器に流し入れて、固まるのをじっと待つ。   カスターオイル（キャスターオイル）に替える ココナッツオイルは冬は硬くなるので、硬さが出て良いんやけど、ちょっとツヤツヤ感に欠けるんよね。あと、ものすごく乾燥している唇には、もっとしっとりしたオイルが良いと思う。 そういうときは、ココナッツオイルをカスターオイルに変えてみてください。カスターオイルは日本語で言うと、ひまし油やね。デトックスとかにも使ったりするやつやね。 ものすごくねっとりしているオイルです。キャリアオイルとして使う植物油の中では、１番ねっとりしてるんちゃうかな？ツヤもすごく出るので、リップグロスなんかにも使います。   【作り方】 ⑤　ココナッツオイル1mlの代わりに、カスターオイル1mlを入れる。カスターオイルは寒くてもカチコチにならないから、ココナッツオイルみたいにお湯に浸けなくても良いです。 カスターオイルの方がココナッツオイルより安いね。   カスターオイルのリップにすると、ベタベタしているところにホコリ付いたりしやすくなるんが、ちょっと嫌なんよね。ホコリが付く分、落ちにくくはあるんやけどね。 あんこ 一長一短やね。   使い方と注意点 はちみつリップクリームの使い方なんかも、言っておきましょうね。   効果と使い方 ミツロウとハチミツ使ってるからね、もうハチの巣ごと唇に付けてるようなもんやね（笑）めっちゃ防御力ある感じする。 カサカサからすごく守られる感じはありますね。でも、付け心地はそんなに重くないから良いと思う。   しかし、やっぱりリップクリームやから、頻繁に塗る方がええかもしれんね。私、めんどくさがって朝晩くらいしか付けなかったりするけど。それでも、唇の皮めくれたりしにくくなってるわ。 ハチミツアレルギーとかなかったら、お子さんにも良いかもしれないね。ほんのり甘い味やしね。化学物質で出来てる市販のリップ塗るよりは良いような気がする。   注意点 ホホバオイルとか、ココナッツオイル、カスターオイルは酸化しにくいオイルですので、比較的長いこと使えると思います。トコフェロールも酸化防止に入れてるし。 さっきも言ったけど、このリップは冬用なのでね。夏にこのレシピで作ると硬さがないから、ドロドロになります。クリーム容器に入れて、指で塗るようにするんやったら、夏も使えるけどさ。 というわけで、冬に使うとして、2ヵ月を目安に使ってください。 あんこ 私は使うスピード遅そうやったら、手の爪まわりに塗ったりもしてます。ネイルオイルっていうの？   あと、ハチミツアレルギーとか使う材料にアレルギーがないか、使ってもかぶれたり何か異常があれば、すぐに使用を中止してくださいね！ 唇がかぶれるとか、めっちゃ痛そうやし。目立つし。   はちみつリップクリーム１個にかかる費用 基本のレシピに、フランキンセンス精油を入れて今回作った分の、材料費を計算してみます。   精油入りはちみつリップクリームの費用 ミツロウ：1/2mlスプーン1杯（0.5ml）➡3円 ホホバオイル：小さじ1/2杯（2.5ml）➡18円 シアバター：1mlスプーン1杯➡4.5円 ハチミツ：1mlスプーン1杯➡3円 ココナッツオイル：1mlスプーン1杯➡5円 トコフェロール（ビタミンEオイル）：5滴➡5円 精油（フランキンセンス）：2滴➡8円   合計　46.5円+リップ容器108円＝154.5円 あんこ おおぅ！私の身長と同じ数字になったわ！！ 息子きなこ おかん、小さいね。   リップって安くてできるんやね。そう考えると、買うんもったいないなあ。シアバターとホホバオイル入りとかやったら、そこそこ高いもんね。   まとめ 今朝、このリップを付けたのよね。で、その後付け直すこともなく、一日過ごしたんやけど、かなり潤ってる！ ここんとこ、唇ガサガサでさー皮もちょっとめくれかけてきててんけど、ツルっと治ってるで。すごいやん。ていうか、普段どんだけケアしてないねんって感じやけども。 もうちょっと、こまめに塗ったらウルウルになるんちゃうかな？と思う。おばちゃんがウルウルしてても、何にもならんけど（笑）   あと、市販のやつって口に入ったら、苦いやつないですか？なんか、微妙に味があるっていうか、苦い油の味がするんよね。あれ苦手でね。苦い味プラス合成香料の味もするねんな。 あんこ 私、自慢じゃないけど食べられへん物に対しての味覚鋭いねん！ 息子きなこ うん、ほんま自慢になってへんね。食べられるものにも鋭くなってほしいわ。   このリップはそういう、食べたらあかんような苦い味が全くしなかったのよね。まずーい味がなかった。まあ、ほんのり甘いくらいやから、美味しいってわけでもないけどね。 そして、マスクの内側にベタベタしてくることもなかったし。なかなか使い勝手良いですよ。   Copyright © 2016 化粧品と入浴剤を手作りする～手抜きおかんあんこの日記 All Rights Reserved. close

電子レンジで簡単に作れる！はちみつリップクリームの作り方