洗顔を入念にしているつもりなのに、朝起きて鏡を見ると、小鼻や頬の毛穴が開き、何だかオイリーなお肌になっているし、毛穴に汚れも溜まっていてガッカリしたという経験はありませんか。 その毛穴の開きの原因は、お肌の洗い過ぎにあるのかもしれません。   毛穴が開くメカニズム お…… more 肌を洗い過ぎると、皮膚表面の汚れや皮脂は落ちますが、皮脂が落ち過ぎてしまいます。   皮脂は多過ぎるとオイリー肌に、少な過ぎるとお肌の水分が奪われて乾燥肌になり易くなります。   また、水分が失われるだけでなく、外気からの刺激にも弱くなり、紫外線や空中のゴミ、細菌による肌ダメージも受け易くなってしまいます。   皮脂はお肌に程よく残っていた方が良い、大切なお肌のバリアなのです。   そんな皮脂が過剰な洗顔によって必要以上に落ちると、お肌は皮脂を更に分泌させようと毛穴を開かせて皮脂をどんどん分泌させます。   それが、洗顔のし過ぎによる毛穴の開きやオイリー肌に繋がるのです。   毛穴が開いたままになることで起きるお肌への悪影響として、毛穴にゴミが詰まり易くなるということが挙げられます。   ゴミが詰まると、ニキビや吹き出物が出来たり、お肌に炎症が起き易くなってしまい、お肌には大きなダメージとなる可能性があります。   洗い過ぎない洗顔で皮脂を守る 毛穴を引き締めるには、皮脂を奪い過ぎないことを心掛けなければなりません。   それにはまず、洗顔の仕方から見直してみることをお勧めします。   手やスポンジでゴシゴシと顔を擦るという行為や、自分のお肌には成分の強い洗顔料やクレンジング剤を使っているといった行為が、お肌から皮脂を必要以上に奪い、毛穴が開き易くなる原因となります。   そのため、洗顔時は顔をなるべく擦らず、摩擦を少な目にして、お肌に優しい洗顔料やクレンジング剤を選ぶようにすると良いでしょう。   クレンジング剤については、オイルタイプが最も成分が強く、クリームタイプがお肌に優しいとされています。   自分のお肌やメイクの濃さに合ったものを選びましょう。   また、洗顔料は洗顔フォームでも石鹸でも粉末タイプでも、顔につける前にきめ細かい泡が立つまでしっかりと泡立てるようにしましょう。   では、毛穴を開かせない洗顔方法についてご説明します。   まず、クレンジング剤をお肌につけ、指の腹で顔にゆっくりと馴染ませるようにして広げ、滑らせるようにくるくると内側から外側へ円を描くようにしてメイクを落としていきます。   この時、ゴシゴシと強く擦らないようにして下さい。   そして、ある程度クレンジング剤が馴染んだら、水で5、6回程度洗い流します。   洗い流しも、お湯やぬるま湯ではなく水ですることで、皮脂の落とし過ぎを防ぐことが出来ます。   次に、洗顔ソープでの洗顔です。   手の上できめ細かい泡が立つまで泡立ててから、顔に乗せるようにし、指の腹や掌でゆっくりと洗います。   この時、手が顔のお肌に直接触れず、泡の重みだけで洗うようにすることで、摩擦を防ぎましょう。   そして、洗い流しは水で5、6回程度行います。   クレンジングもその後の洗顔も、お肌に刺激を与え過ぎないことが肝心です。   保湿も念入りに 洗顔後は保湿をしっかりとすることで、お肌の水分や皮脂を守り、毛穴の開きにくいお肌を目指すことが出来ます。   洗顔後はなるべく早く化粧水を塗るようにしましょう。   洗顔後のお肌を長時間放置すると、水分がどんどん逃げてき、お肌が乾燥して皮脂の分泌を促し、皮脂が過剰に出てしまう原因となります。   洗顔後は、化粧水を掌やコットンにとってパッティングするようにお肌に塗ります。   ここでも、お肌を擦るような動作は控えましょう。   化粧水が馴染んだら、乳液かクリームを適量塗り、お肌の水分が逃げないようにしっかりと蓋をしましょう。   毛穴を引き締めるスキンケアの方法のまとめ 毛穴を開かせないためのスキンケアで最も大切なことは、皮脂の分量を保つことです。   皮脂はあり過ぎてもいけませんが、無さすぎると乾燥を防ぐためお肌は皮脂を分泌し過ぎてしまい、毛穴が開く原因となります。   洗顔で汚れや古い角質を落とすことも重要ですが、洗い過ぎは逆にお肌を傷めてしまい、毛穴の開きやそれによって起きる炎症等の、肌トラブルが起きてしまう可能性があります。   お肌を守りながら適切な方法で洗顔し、その後の保湿もしっかりすることを心掛けると、毛穴の目立たない綺麗なお肌を目指すことが出来ます。     今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。 こちらの記事がよく読まれています。 SK2を安く買う方法、SK2と似た成分の化粧水を調べてみた     close

毛穴を引き締めるスキンケアの方法